西部戦線異常なし [DVD]



西部戦線異常なし [DVD]

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皮相な反戦映画

 わからない映画だ。原作は第一次大戦を題材にしたレマルクの小説。物語はこうである。学校の生徒が教師に扇動されて軍隊に志願する。そして戦場で傷つき、戦死し、戦争に疑問をいだくのだが、彼らの会話は皮相で、それがそのまま本作品の底の浅さを表している。
 生徒たちは、いきなり、どこかわからない前線に送り込まれる。どこへどうやって着くことができたのか。是非とも知りたいところだが、そんな過程はすっぽり省略して、手っ取り早く戦争の悲惨さを強調するために、爆弾が破裂する最前線の苦戦をえがく。
 その苦戦の前線に、食糧を満載した車がきて、豚をまるまる1頭ちょろまかすあたりは、まるで漫画。これができれば苦労はない。反戦映画の金字塔などという宣伝文句にだまされてはいけない。
シンプルな名作

戦争に行ったことのない教師に愛国心を煽られた若者たちが軍隊に志願して前線に赴き、その中の1人の兵士の目を通して、戦争が全く意味のないものであることを明らかにしていくストーリーです。登場人物のキャラクターには特に強烈な個性があるわけではなく、普通の市民が軽い愛国心だけで何も考えずに戦地に行き、そこで素朴に感じること(つまりそれがこの映画での戦争批判なのですが)が映像や台詞を通して淡々とわかりやすく語られていきます。また、後方の安全な場所で戦争とそれによる兵士の死を賛美している人たちと前線の兵士たちとの対比が分かりやすく描かれており、大きな見所の一つだと思います。現在のハリウッドで製作されるCGを駆使した戦争映画に比べるとかなりシンプルで地味ですので、人によって評価は分かれるかもしれませんが、個人的には名作だと思います。
この映画を理解すれば第二次大戦はなかったのではないのか

この映画は1930年に作られた映画で、内容は第一次世界大戦の戦場で戦うドイツの青年たちを中心に展開するのだが、戦場に行く前は勲章を取ってやると意気込んでいた青年兵たちが、実際の戦場で戦い、傷つき、友を亡くしていくうちに、勲章を取ることよりも生き抜くことを考えるようになる。そして主人公の親たちは、早くも勝つことばかり話して、戦場の悲惨さを全く知らないでいる。そのことが、主人公の精神を壊すようになる。
この映画が作られたときは、コンピューターグラフィックなどは無い時代で、今の戦争映画に比べれば迫力が無いかもしれないが(とは言っても砲撃シーンなどは見ているだけで恐怖が伝わるが)、見終わった時に今の戦争映画よりも強く印象に残る人もいると思う。

今、戦争を!始めようとしている人に見せなくてはならない映画の中で上位に入る映画だと思う



ハピネット・ピクチャーズ




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